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2017年1月28日土曜日

ブックオフ:下方修正&減配だけど株主優待拡充。千趣会&トラスコ中山は上方修正

こんにちは。

株価は、アメリカのトランプ大統領の発言やアメリカの株式相場の好調などの影響で上がったり下がったりですが、長期投資家としては、地道に仕入れ時を待っています。

トランプ大統領がドル高をけん制しだすと円安の流れが止まって、日本の株式相場も全体に下がるのではないかと期待しています。その時にどの銘柄をどの程度の価格で狙うのか、しっかり準備しておきたいと思っています。

さて、保有株の動向です。

中古書店チェーンのブックオフですが、業績を下方修正・減配の発表がありました。同時に株主優待の拡充の発表もありました。

営業利益が8億円から4億円の損失へ、純利益は3.5億円から13億円の損失へと大きく下方修正です。業績の修正を受けて配当も25円から10円/年へと減少です。

主たる要因は、主力の本が売れなかったということにつきます。家電に力を入れて新たな収益の柱にしたいようですが、こちらはまだまだ育成途中ということで、書籍で稼がないでどこで稼ぐのかということです。

減配のかわりというわけかどうかはわかりませんが、株主優待の拡充の発表がありました。

株主優待はブックオフなどで使える優待券で、年1回の実施です。

変更前 
100株以上 1000円分(3年以上の保有で1500円分)
200株以上 2000円分(3年以上の保有で3000円分)

変更後
100株以上 2000円分(3年以上の保有で2500円分)
200株以上 3000円分(3年以上の保有で4000円分)
500株以上 5000円分(3年以上の保有で7500円分)

変更点は、優待券を1000円分の増額と、500株以上の区分の追加です。

100株の保有ですと、減配で-1500円、優待変更で+1000円となります。差し引き500円のマイナスで済むというわけですね。

ブックオフは、株主優待+配当利回りで購入した銘柄です。財務的にちょっと不安はあったのであまり赤字が続くと今後の方針を考えなければいけないかもしれません。
やはり、財務が安心な銘柄だと1期や2期の赤字でもそれほど気にならないのですが、このような銘柄はちょっと注意しておかないといけないですね。

株主優待で、長期保有のボーナスもあるのでしばらくは、継続保有の方針には変わりありません。

次は、千趣会です。

ベルメゾンをやっている会社ですね。通信販売は競争も激しく業績が安定しませんが、今期は売上は微減程度なのですが経費節減の効果がでて純利益が倍増となりました。

ここは、株主優待目的で保有していますので、赤字にならない程度に頑張っていただければ、OKです。経費削減が奏功しているということは、赤字になりにくい体質になってきているということで歓迎すべきことですが、人件費を削りすぎていないか心配ではあります。

さて最後はトラスコ中山です。

こちらは営業利益・経常利益とも微減ですが、純利益は増加し、増配です。
トラスコ中山は、私的にはすでに投資資金を回収済みの恩株となっております。あとは配当を受け取り続けるだけという状況。株価も好調ですが、増配はなによりのニュースです。

比較的良いニュースが多いこのごろですが、ブックオフのちょっと残念なニュースでしたね。それではまた。

2017年1月19日木曜日

新規への銘柄投資を再開した2013年 第1弾は、サンマルク

2010年から2012年まで、行っていなかった新規銘柄の発掘を再開したのは、2013年のことでした。

2012年末に自民党が政権復帰し、第二次安倍政権が発足。日経平均株価も上昇に転じていったところです。これが一時的なものか?それとも、今買わないともうこのような安値では手に入らないのか?迷うところでした。


新規投資再開の第一弾は、サンマルクでした。



レストラン「サンマルク」や「サンマルクカフェ」を展開している会社です。

サンマルクは、焼きたてパンの食べ放題サービスが売りで、通常のファミリーレストランよりちょっと価格帯は高めですが、意外にいつでも混雑してる印象のお店です。これから景気回復・デフレ脱却となるならば、今後の見通しは明るいだろうと予測しました。

指標面について評価すると、外食系にしてはサンマルクは自己資本比率が80%と高く財務体質は大丈夫でした。PBRは、1.1-1.2程度と1を超えてはいましたが、大きく超えてはいなかったので許容範囲内ということにしました。
配当利回りは、1%程度であまりよいとは言えませんでしたが、株主優待と総合的に評価することといたしました。

その株主優待ですが、内容は保有株数100株からで、サンマルクなどでの飲食代20%offというものでしたのでかなりお得です。ファミリーで食事に行く場合を想定すると十分配当利回りの分を回収できるものと判断しました。

さて、実際の投資です。

2013年3月 4250円 100株 買い

2015円4月に1:2の株式分割をしていますので、現在200株保有中です。
株主優待は、分割後も100株から適応さてますので、半分売却しても大丈夫な状態です。

しかし、株式購入から一貫して、増収増益を継続しており、増配も継続中です。

サンマルクの株主優待の魅力には惹かれるものがあり、かなり前から気になっていたのですが、1回の投資額が40万と大きいこともあり、それまでは投資に踏み切っていませんでしたが、思い切って投資してみました。

結果は、上々。

今までに3万円以上の受け取り配当金をもたらし、さらに20万以上の含み益がある状態での保有となっています。

そろそろ、半分くらいは、利益を確定させてもいいような気もするのですが、増収増益、増配継続中なので、それが途切れてから考えようかと思っています。

でもこれが途切れると株価も下がってしまい考えてる暇がなかったりもするんだよなとも思ったりしています。

結局、継続保有のままで、行くのだと思います。

それでは、また。



2017年1月14日土曜日

幸楽苑が下方修正。初の最終赤字の予想。やはり、売却は正解だったようだ。

こんにちは。

ラーメン店チェーンの幸楽苑が今期の予想を下方修正し、最終損益が3億円を超える赤字になると発表しました。

パッと見、近所の幸楽苑は変わらずに繁盛しているように見えましたが、やはり異物混入問題が大きく影響していたようですね。さすがに従業員の負傷した指ですからね。

事件後、客数が急減、既存店の客数は、10%近い減少となり、売上高も同様に減少しています。

もともと薄利多売の290円ラーメンで勢力を拡大していったチェーン店ですので、客数減はそのまま響きますね。

前月比の客数は、昨年10月には93%、11月には83%まで落ち込んでいますのでかなりの打撃です。12月には90%台へ回復していますので、徐々に客数は戻っていくと思いますが、完全には戻り切らない可能性もありますね。

業績的には、年20円配を安定的にするにはちょっと足りない感じできていましたので、ちょとしたことでかなりの業績悪化になるように思います。

現在の株価は、相場全体につられる形で上昇していましたが、これも先週までのことで、週明けからは、下げていくものと思います。

幸楽苑の株価が上がっているので、昨年10月に早々に見切りをつけて売り払ったのは早まったかとも少し思いましたが、やはり正解だったかなと改めて思っています。

事件自体は、売却のきっかけにはなりましたが、以前から売却のタイミングについては考えていたので事件が起きたから売却したというわけではありません。

今後も安心して保有していられない銘柄については順次処分を検討していく予定です。


2017年1月12日木曜日

2017年最初の投資は、「ナカヨ」割安バリュー株からスタートです。

こんにちは。

2017年も投資を開始しました。
アメリカのトランプ次期大統領の経済政策に期待したい人たちによって、アメリカの株式相場は上昇しており、それにつられる形で日本でも平均株価は高い水準を保っています。

もちろん、アメリカは雇用の状況からもわかるように景気は回復局面というか、上昇局面にあるのは間違いなく、景気がいい状態です。今年は数回の利上げも予想されています。

アメリカの景気が良ければ、日本の企業もアメリカでの業績は良くなるでしょうし、日本とアメリカの金利の差が拡大することからある程度の円安も見込めるので、現在の日本の株価が高すぎるかどうかは、判断のわかれるところでしょう。

私の今年の投資戦略としては、このまま株価が上昇してもいいようにちょっとずつ株を買っていく予定です。株価が下がったときには、慎重に追加投資をしていくつもりです。
要は、株価がどちらの方向に動いてもいいように、時期をずらして投資を継続していくということです。

さて、今年の最初の投資ですが、「ナカヨ」です。
ナカヨは、電話機・交換機の中堅メーカーです。日立やNTTとの取引が多いとのことで、今後もそこそこ業績は安定しているのかなと期待しています。

自己資本比率は76%、PBR50%台、配当利回り3.2%となっており、スクリーニングで銘柄を探しているので当たり前なのですが、私好みの数値がそろっています。
欠点は、1単元が1000株なので、40万円からの投資となっています。昨年は、伊勢化学工業に50万近く一度に投資しましたが、今年はちょっとそこまでおもいきれないので、手数料は高いですが、ミニ株を使って100株からの投資としました。

 2017年1月 406円 100株 買い

1回の投資額が4万円程度ですので、追加投資も気軽にできるので、まずは100株です。

このような感じでチビチビと投資して、地道に配当を積み上げていこうと思っています。

それでは、また。


2017年1月2日月曜日

2016年の株式投資のまとめ 2016年に投資した銘柄を全部公開

昨年はアベノミクスは失速したものの、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利したことを機に株価が上昇し、予想外の高値で取引を終えましたが、今年はどのような相場が待っているのでしょうか。

こちらは、基本的な方針に変更はなく、長期投資でセミリタイアを目指していきます。これまで通り、財務堅実・割安株を中心に、海外でしっかり稼ぐ企業を組み込んでいきます。あと株主優待銘柄も少し入れていきます。
買った銘柄の株価が下がったときに、喜んで追加投資できる銘柄を選定していくことが大切だと思ています。

それでは、今年の新たな投資について具体的に考える前に昨年の投資について振り返ってみます。

受け取り配当総額は、623001円でした。前年比で+10万円くらいでした。かなり順調に配当が増えています。

2016年の非課税口座(NISA)
しっかりと非課税枠の120万円使いきりました。残った枠は50円でした。我ながら見事なフル活用でした。

具体的な銘柄です。
・伊勢化学工業
・蔵王産業
・丸紅
・三井物産(*)
・住友商事(*)
・オリコン
・菊水電子(*)

(*)印は、追加投資です。

一般口座で投資した銘柄
・サンコール
・エーワン精密
・寺岡製作所
・クニミネ工業
・ヤマダ電機
・富士変速機
・旭ダイヤモンド工業
・KOA
・オートバックスセブン
・モーニングスター
・冨士ダイス(*)
・丸紅(*)
・中山福(*)
・グラファイトデザイン(*)
・千趣会(*)
・トヨタ(*)
・東北電力(*)
・カブドットコム証券(*)

一般口座の投資総額は、220万円でした。

売却した銘柄
・ニフティ
完全子会社にするために親会社の富士通にTOBされてしまいましたので、売却しました。
利益は、3万円ちょっと。
・幸楽苑
・ホリイフードサービス
二つ合わせて2万くらいの利益でした。
ちょっと会社の将来に不安のある銘柄でしたので、処分いたしました。不安な銘柄がなくなるとすごく気分がすっきりします。とりあえず損失を出さなくてよかったです。

追加投資した会社は、株価が低下してきていたので、追加投資に踏みきったわけですが、トランプ相場のおかげで多くの銘柄が含み益を増やしています。

保有銘柄の動向
・グラファイトデザイン
カーボン製ゴルフシャフトを製造・販売している会社ですが、業績が低迷しています。新規参入していた自転車事業からは、撤退。ドローンの部品を供給することになり少し株価が底を打った感じです。
いいタイミングで追加投資ができました。

・ブックオフ
中古書店最大手。古本の買取量が低下しているとのこと。家電リサイクルなどにも参入し、多角化を図っているが初期投資が負担となって業績を圧迫中。ハードオフと被る分野だけにうまく提携していけばよかったのではないかなぁなんて思っています。
財務にまだ余裕はあるし、安定配当+株主優待は魅力的ですので継続保有です。

まとめ

1銘柄当たりの投資金額が少ないので、銘柄数ばかり増えていっているという印象です。